2022/12/20
実は日本の医療は先進国で最低だ
このようにして少しずつ社会復帰を試みた。やがてだが徐々に自分をとり戻しつつあった。一年経つと車も乗り始めた、最初は少しの距離で慣れてくるほどに距離を伸ばした。塾に行ったのは一年を経過した頃だった。もはや塾の再興は不可能だ。これから何をの求めて生きて行くのだろうか。少なくとも自分の経験をプログで発信したかった。それが本になれば一番良い。
勿論、その道を目指すのは難しいと知りつつも挑戦は出来る。一年を経て初めて塾の鍵を開けた。中を見た私は驚いた。
そこにはたばこが一つ一つ箱から取り出されて、周囲に散らばっていた。
「誰がたばこをまき散らしたの? 」
と、問う私に妻が静かに答えた。
「パパよ。パパが自分でまき散らしたのよ」
カシオの電子辞書があった。
「誰がこんなものを買ったの? 」
やはり妻が答えた。
「パパが買ったのよ。覚えていないの? 」
私は英語を自分で話せる。電子辞書など全く必要なかった。私は塾で教えていたし、辞書も持っていた。必要があれば、英和辞典も国語辞典も漢和辞典も持っていた。電子辞書など何の必要もなかった。
のちに妻に聞くと私は
「株も売ろう。毎日ホテルに泊まり贅沢しよう」
そう言って妻や娘が
「先の生活をどうするの」
と、必死で反対していたらしかった。
私は気が狂い普段のケチに嫌気がして贅沢になったのだろうか。全く要らないものをずいぶん買っていたようだった。更に
私は株を持っていた。しかし、ある時、ほぼ一年ぶりに株の画面を見て驚愕した。何と、株をことごとく売却していたのだ。次の年の確定申告には困った。損をしたのか、得をしたのか全く分からない。
まだ、病院を出たばかりの私にとって、申告は大変だった。只、申告の意味は知っていた。私は素直に何を書いてよいのか、全然分からず、精神病院への入院歴をコピーして、
「得をしたのか、損をしたのか、全く分からないのです」
そう書いた記憶があるのだが、その後税務署からは何も言ってこなかった。恐らく税務署も相手が精神病院に入っていて対処法がなかったのだろう。病院から出たばかりだった私は確かにおかしいところが残っていた。現実が理解できない。
幸い、売った株の代金は多くが証券会社に残っており意識を取り戻すにつけ再び株を購入し始めた。尤も、仕事もないのに電子手帳を購入したり無駄なものを買っていたのだからかなりもったいないことをした。今思えば残念である。
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ブロ友
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