2022/02/15
ガンで何度も死にかけた私が今思うこと!
さていよいよ高山病院に行く日がやってきた。CDも与えてもらい、いよいよ高山病院に行く日がやってきた。私は緊張していた。しかし心は決まっていた。
ここでも人工肛門閉鎖手術をしてくれなければしてくれる病院を探し続ける。そんな病院を見つけるまで病院を探し続けるだろう。私は日本の病院を信じてはいなかった。
しかし当時の私は人工肛門であることだけは避けたかったのだ。当然塾を続ける為だ。私はまだ生徒達を教えることが出来たし、他の生きる術が何一つ見つけられなかったからだ。
何度も言うように生徒の前でオナラをしながら教える勇気がある人がどこにいるだろうか。病院で順番を待っている大勢の人達がいた。殆どの人達がガン患者だった。
日本にいかに大勢のガン患者がいることを実感として分かったのだった。確かにバスの中で話していた人達は正しかったのだ。
人は誰も評判を聞いて病院を選んでいたのだ。待っている間に私に話しかけてきた人がいた。
「末期やったらもうあかんで。あんたは何期や」
東京の人達には分からないだろう。大阪では自分が不安を持っているとこうして知らない人とも話をして自分の不安をなくそうとするのである。こういう点は私が大阪が好きな点である。
私は方向音痴で東京でも大阪でもよく道を尋ねる。東京ではなかなか教えてもらえない。
しかし大阪では他の人に聞いても横から
「あんたはそこに行きたいんか。それやったらここを通ってあの道を右に回ったらええねん」
と簡単に教えてくれるのだ。少なくとも私のような方向音痴の人達は大阪で住むほうが便利だろう。
私は質問してきた人にこう答えたかった。
「駄目ですよ。治療よりも食事を変えるべきですよ」
残念ながら私はそう答える勇気はなかった。親友の松木君さえ船瀬先生の講義を全く聞こうとはしなかった。真実を言っても怒るに違いない。
人を怒らせることに何の意味があるだろうか。私の本心をこの人に言っても、何の役にも立たないし相手を怒らせるだけだろう。勇気のない私は
「スリーBです」
とだけ答えた。その人は私にこう言った。
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今このブログではガンだけに特化しようとしています。紹介したブログはガン以外にも例えば株やバブルの状態のことも説明し、若い人々に是非御参考にしていただきたいと思っています。
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