2020/09/01
実は日本の医療は先進国で最低だ
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現実に戻ると、寒い冬なのに、風呂に入れないのは辛かった。シャワーだけで我慢しなければならなかった。
人工肛門なので湯につかることが出来なかった。
看護婦さんの指示であった。
ずっと後に、実は湯船に浸かることも可能であることを知るのだが、確かにその病院ではガンにそれ程慣れていなかったのだろう。
何度も言うように私は人体のことを勉強することさえ嫌であり、人工肛門の言葉さえ自分が体験するまで全く知らなかった。
素直に看護婦さんの指示に従うだけだった、疑うことを知らなかった。
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