2020/07/27
実は日本の医療は先進国で最低だ
最初から読む前日の文を読む
私は言った。
「おしっこがしたくてしたくて堪らないのに、出ないのです」
「そうですか。何とかしましょう」
いろいろな処置を受けて、おしっこが出たのだった。しかし、お腹の痛みはもはや激痛という言葉を超えるほど、強烈でこの痛みを逃れるのなら死にたいと言う程、強いものだった。
しかも、痛みが秒ごとに増していったのだ。漸く、岡山さんという女医が私に説明してくれた。
「大腸に大きなポリープがあります。それが便を止めているのです。もはやこのポリープを取り除く以外方法がありません。
中野さん、今日は金曜日です。土日は病院の手続き上、手術は出来ません。とても、月曜日までは持たないでしょう。
残酷な言い方ですが、よくここまでもったという感じです。普通の患者さんなら、亡くなっていても不思議ではありません。
今日急いで手術でこのポリープを取り除く必要があります。このポリープとは、一言でいえばガンです」
私はあっと驚いた。衝撃だった。
前述したように、人体について考えるのも嫌で病名などは一切知らなかったのだが、さすがにガンの名前は知っていた。
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