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実は日本の医療は先進国で最低だ


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そうかと思えば沖縄では、一番ひどい暑さの中で岩の上に縛られて直射日光を全身に受け、
「助けて、助けて」

 そう言いながら逃げようともがいていた。
その時は私一人だった。

誰かに意地悪されたのだった。

幼児期にいじめられた記憶が微かに残っており、死を目前にして蘇ったのであろうか? 
幼児期はそれ程大切なのだろうか? おそらく生命の起源であり命の源泉なのかもしれない。

寒さも暑さもどちらも強烈なもので、単なる夢とは思えない程、苦しく現実的なものだった。

家族の話では、私が寒さで震えていたらしいし、熱かった時は全身が汗まみれだったらしかった。
実際、あれ程苦しい夢を見たことなど私の生涯で一度もなかった。



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実際には列車の中で凍死するなんて考えられないが、夢の中のことである。
凍死がどれ程辛いものだったか、寒さで本当に苦しんでいた。

夢とは思えない程、現実的であり身も心も追い詰められていた。
凍死する人達は恐らく非常に苦しんでいたのだろう。それ程身近に感じられていた夢だった。

どうしてあんな夢を見たのだろうか。

そう言えば妻と旅行する機会もそうなかった。

申し訳ない気持ちが夢の中で旅行することになったのだろうか。

それにしても楽しい旅行でなく、苦しい旅行になったのはどうしてなのだろうか。
私にも分からなかった。


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そんなことを聞きながら、私はまた自分の夢をいろいろと思い出した。

そうだ、妻と二人で雪国に行って、凍えて死ぬ夢を見た。
「せっかく日本に来たのだから、寒い冬を体験するのも良いよ」
そう言って妻も同行して雪国に行ったのだが、列車の中で凍えてしまったのだった。

妻に申し訳なく
「こうなるなんて思いもしなかった。悪いことをしたね」

夢の中では妻が
「仕方ないでしょう。一緒に死にましょう」
そう優しく答えてくれていた。


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ベッドのふちに手を当ててようやく起き上がることが出来ただけだった。
布団から起き上がることは無理だっただろう。
何とかトイレまで壁を手で触れながらやっと行けたのだった。

この状態ではとても三階から降りるのは不可能だった。
ダイニングも二階だったし、食事とトイレに行くたびに、階段を上り下りするのは大変な労働であっただろう。

家族の誠意に甘えるしかなかった。

やがて、子供達は病院での私の様子を教えてくれた。
「パパは暑い暑いと言いながら、急に寒い寒いと言っていたよ」


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出来れば、本来の部屋に戻って上げたかったのだが、トイレが二階にあるので、三階では無理だと分かっていた。
退院の時には何とか自分でおしっこに行けたのだが、何かに手を携えないと無理だった。

ベッドからは何とか起きられても、布団から起き上がるのは体力的にもとても無理だった。

「洋室の方が便利だった」
少し反省したが、
「まさかこんな事態になるなんて想像も出来なかった」
と、自分を慰めもした。


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「二階に運ぶのが大変だったけれど、店の人が運んでくれて助かった」

そう妻が私に言った。さぞ高かったと思うのだが妻は「気にしないで」と値段を教えてくれなかった。

裕美にも感謝した。私の部屋だけが畳式の和室だった。他の部屋は全て洋室であり、洋室が私以外の家族の全員の希望だった。

私はせめて自分の部屋だけでも畳が欲しかったのだった。

とりわけ次女は洋室が好きで日頃から、 
「畳は古臭くて嫌いや」
と言っていた。私の為に我慢してくれたのだろう。


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毎日、私の服を探して交換してくれていた。

「カセットを持ってきて欲しい。イヤホンで音楽を聴かないと夜にいつまでも眠れない」

そう言うと必ず次の日にはカセットとイヤホンを持ってきてくれた。

どちらも家になかったのに,どこかで買ってきてくれたのだろう。
さらにその上、丁度良いベッドを購入してくれていた。

それは病院にあったベッドと殆ど同じ物だった。
よく買いに行く時間があったものだ。

私は「有難う」と言う最低限の感謝の気持ちさえ述べることが出来なかった。
言いそびれてしまったのだ。


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年末にやっと家に帰れた。

私の自宅は三階建てで私の寝室は三階だったのだが、妻は二階の本来は次女の部屋に私の為にベッドを購入して備えてくれていた。

「今の状態で三階まで行くのは辛いと思って部屋を変えたの。この方が少しでも楽でしょう。裕美もパパの部屋に変わることに納得してくれたし」

私は心から家族の皆に感謝した。

特に妻は昼間働きながら、毎日、私の見舞いに来てくれて忙しい筈だった。


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せっかく助けた中野さんには私も少しでも生きてほしいです。
ガンと戦いましょう」

 私はただ医師の言うことを信じた。何しろ、命の恩人なのだ。

本来、帰れる時間に内科の岡山先生に要請されて、私の為に手術をして下さった。
この人がいなければ間違いなく、この時生きていなかった。

当然に私は同意した。


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 主治医は私に言った。この医師は間違いなく私の命の恩人といえる。
全ての言葉に何の疑いも持たなかった。


「中野さん、ⅢBです。末期ガンの一歩手前でした。ガンが相当進行しています。
出来るだけのガン細胞は取り除きました。

見えるガン細胞は全て取り除きました。
しかし、見えないガン細胞があります。

これを退治しなければなりません。抗ガン剤が必要です。
抗ガン剤を使えば十年以上でも生きられます。

でも、抗ガン剤をしなければ、間違いなく一年以内にガン細胞にやられてしまい、
命を落としてしまうでしょう。


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Author:xo6em3gc9c1o
64歳でガンになりました。その偽らざる経験を知って頂きたいのです。

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